とあるFP1級中小企業診断士のブログ

1級FP技能士と中小企業診断士の資格を保有する元バンカーです。

FP1級取得への道⑦

 

こんにちは。元バンカーのメガネたぬきです。

 

前回は、FP1級学科試験までの勉強の進め方を記載しました。

今回は、FP1級学科試験当日のことを書きます。

 

数カ月FP1級のテキストや問題集を見ない日はなかったというくらいにFP1級の試験勉強にどっぷりと浸かってきた私ですが、遂にFP1級学科試験日当日9月12日(日)を迎えました。

FP2級試験日の時は、緊張感はなかったのですが、FP1級試験は全くの別でした。

起床してから、緊張感が加速度的に高まっていくのを感じていました。

おそらく、FP2級試験の際は、不合格ということはあり得ないという妙な自信があった一方で、FP1級試験に関しては、それがなかったからかもしれません。

 

模擬試験では合格水準に達していましたが、あくまで模擬試験ですので、本番はどうなるかわかりません。

また、完璧というほどには、問題集をやり尽くしたと胸を張っていえないことも挙げられます。

そして、これが一番緊張感を高めていた理由ですが、高い費用をかけて資格学校を利用した以上、これで合格以外の結果はあり得ないと自分で自分を追い詰めていました。

 

私は、普段から朝食はとったり、とらなかったりするのですが、試験当日は、少しでも脳に栄養分を回そうと軽い食事をとりました。

FP1級学科試験の集合時間は9時40分。基礎編は10時~12時30分まで。応用編は13時半~16時までです。

 

試験会場には集合時間の20~30分前には到着しました。

私が受験した試験会場は、1フロアが広く、大きく、相当人数を収容できる規模でした。

コロナ禍ということもあり、長机の両端に受験者の席は指定されていました。

受験者の女性、男性比率は、おおよそ4:6。

年齢層は40代前後が一番多かったような印象です。

私は、自分の割り当てられた席に着席するなり、森永製菓の「大粒ラムネ」を口に入れました。

ブドウ糖90%配合のこのお菓子は、集中力を高める効果があり、受験生に人気と以前ニュースで観たことがありました。

それがきっかけで、私も学習期間中に大量に購入し、何度もお世話になりました。

大粒ラムネに集中力を高める効果があるかどうかの真偽は別にして、気持ちの上で、集中力が高まっていると思えることだけでも、私の場合、有益でした。

これから、150分間の試験を2回受ける必要があるので、脳を疲れさせず、パワーを維持させることは、大事な点です。

 

集合時間の時刻である試験開始20分前となり、試験官から注意事項が説明されます。

このあたりはFP2級試験の時と変わりありません。

私は、半分聞いていて聞いていないような状態でした。

顔を下に向けて、薄目を開けた状態で、腹式呼吸をしていました。

これを行うと、余計な雑念がその時は吹き飛び、頭が冴え、集中力が徐々に高まっていく気配を感じます。

一定時間を行った後は、さっぱりとした気持ちとなります。

そうこうしているうちに、試験1分前となりました。

目を開けて、腕時計を邪魔にならない場所に置き、消しゴムとシャープペンシルを取りやすい配置にセットして、開始の合図を

待ちます。

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