とあるFP1級中小企業診断士のブログ

1級FP技能士と中小企業診断士の資格を保有する元バンカーです。

FP1級取得への道④

こんにちは。元バンカーのメガネたぬきです。

 

2021年5月23日(日)にFP2級試験が実施されました。

私が試験を申し込んだ先は、日本FP協会。

過去の試験結果をみると、きんざい主催の試験よりも日本FP協会主催の試験の方が、合格率が高いことが理由です。

 

試験当日は、7時に起床しました。

本来であれば、朝ご飯をしっかり食べるべきなのでしょうが、元々私は、朝食を食べたり、食べなかったりするので、意識して朝食を食べることが体調を崩すことにつながる可能性を危惧しました。結局、飲み物だけ口して、家を出ました。

 

試験会場には、9時半前に到着しました。

集合時間は9時40分、10時開始の学科試験の20分前になります。

私が受験した試験会場は比較的大きく、受験者数も多かったです。

会場入り口から指定教室までの移動の際に周囲の受験者を見ましたところ、男女比でいえば6:4、年齢では20代~30代が多い印象でした。

私が案内された教室では、30代~40代の男性が多かったです。コロナ禍での試験ということもあり、空席もいくつか見受けられました。

贅沢にも机一卓を1人で使えましたので、マスクを着用しながらの受験というデメリットをカバーする程、この点はとてもありがたかったです。

資格試験あるあるですが、自分の指定席前後左右の受験者が小さなうめき声を出したり、ため息をついたり、身体を揺らしたりすること等があった場合、どうしても集中力が乱され、自分のペースが崩れがちになります。

 

試験監督からの注意事項が終わると、試験問j題の冊子(黄緑色)が配られます。

試験開始時刻の10時までは、少し待機時間がありますが、私は目を瞑って集中力を研ぎ澄ませていました。

 

そして、時刻は10時になりました。学科試験の開始です。

試験管の「始め」の号令で、教室の空気が動きます。

問題冊子をめくる音、解答用紙に何かしら文字を書き込んでいる音、一気に音が溢れ出るような感覚でした。

 

私は、慌てず、まずは解答用紙に自分の氏名を記入しました。

そして、ゆっくり問題文を見ていきます。

問題数は全部で60問。

得意分野から解き、苦手な分野は時間をかけて解くという人もいるでしょうが、私は、

マークシートがずれるのが嫌なので、1問目から順番に解いていきました。

解いている間は、集中していました。4択から1問正解の選択肢を選ぶわけですが、4つの選択肢全ての正誤判定ができずとも、自信を持って問題の正答を選べる問題もあり、

ペース良く解き進めることができたと思います。

難易度的には、過去問と同程度、予想問題集の問題よりもやや易しく感じました。

 

試験開始から60分経過すると退席可能となります。試験監督からその旨を告げられると、複数人が立って、退席していきます。

私は、予想問題集や過去問を解いて、自分の解答に要する時間が80分~90分はかかっていたので、これらの人達の後に退席する人が続々と出ても、特段慌てず、自分のペースで問題を解いていました。

 

1時間半程で問題を全て解き終わりました後は、見直しを行いました。試験終了10分前までは離席可能ですが、私は、余った30分間の時間を解答の見直しやマークのずれのチェック等にあてましたので、結局試験終了の12時まで部屋に残っていました。

試験監督が受験生の解答用紙を回収し、枚数のチェックを終えたら、解散となります。

学科試験には十分な手ごたえを感じていました。

 

次に受験する実技試験の開始時間は13時半でした。

会場近くは学科試験を終えたばかりの受験生で溢れかえっていました。

私は、コロナ禍ということや次の実技試験に向けた最終準備の為、できるだけ周りに人がいない場所で過ごすことに決めていました。

また、昼ご飯を食べるには比較的時間の余裕がありましたが、私は試験会場近くにあるコンビニエンストアでおにぎりとパンを買って、食べるだけにしておきました。

あまり食べ過ぎると脳の働きが鈍くなることを恐れてのことです。

実技試験に向けた最終準備については、間違いやすい数字や用語等を復習していました。

 

実技試験開始30分前に学科試験を受験した部屋に戻り待機。再び試験管から注意事項を聞きます。

試験10分前位には問題冊子(オレンジ色)が配られ、13時半開始の試験管の号令があるまで席で瞑想して待ちます。

13時半の時刻になると同時に解答用紙に氏名を記入し、問題冊子をめくります。

実技試験時間は90分と学科試験の120分より短く、解答はマークシートにマークをするのではなく、計算問題の答えを書いたり、4択や複数の選択肢から正解の選択肢を記述したりする形式となります。

90分の時間設定に対し、問題数は40問です。1問あたりにかけられる時間は、学科試験よりも多いと思われますが、実際計算問題もあるので、そんなに余裕はありません。

試験終了の10分前までは離席可能ですが、私は、見直しの時間も要しましたので、実技試験も結局最後まで離席することなく部屋に残っていました。

実技試験についても、合格基準には達しているとの確信はありました。

 

試験終了時間の15時となった後、試験監督の解答用紙の回収及び枚数チェックを待ち、解散の言葉が出て、漸く会場を跡にすることができました。

家までの帰路については、絶対的とは言わないまでも、合格基準には達しているであろう自信があったので、晴れやかな気分でありました。

 

帰宅後、日本FP協会HP上で解答速報が掲載されているので、自己採点をしてみました。

結果、学科試験57点/60点、実技試験の方については、配点がわからないので正確な点数はわかりませんでしたが、正答数からみて、合格基準の60点以上は確保できている

ことが判断できました。

 

1月から継続して勉強してきたので、ここで少しホッと安心することができました。しかし、同時に休んでいられないと新たに気持ちを引き締め直すことにもなりました。

私の目標はあくまでFP1級の取得であり、2級は通過点に過ぎないからです。

FP1級最速取得に向けて今後の勉強方法をどうするか考えることにしました。